ビタミンKの過剰摂取による病気・過剰症

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ビタミンKには,緑黄色野菜中に多く含まれるビタミンK1(フィロキノン),納豆菌や腸内細菌などの微生物が生合成するビタミンK2(メナキノン),合成品でペットフードの添加剤として用いられるビタミンK3(メナジオン)があります。

ビタミンK1およびK2は、大量に摂取しても毒性がないことが報告されています。日本においては、メナキノン─4 が骨粗鬆症治療薬として 45 mg/日の用量で処方されており、これまでに安全性に問題はないことが証明されています 。また、この量を超えて服用しても副作用が発生した例は今までに報告がないため、ビタミン K の健康障害はほぼないと言えます。ただし循環器系の疾患で血栓予防に処方される抗凝固剤である抗血液凝固剤ワーファリン(ワルファリンカリウム)を服用している場合は、ビタミンKの大量摂取が症状の悪化につながってしまうので摂取には制限が有ります。

合成ビタミンKとしてビタミンK3がありますが、天然には存在しないもので、多量に摂取すると毒性が確認されています。このため、使用は認められておらず、人がビタミンK3を摂取することはまずありません。

ビタミンK3の毒性についてですが、ビタミンK3を幼児に5 mg/日以上与えると、溶血性貧血、高ビリルビン血症、核黄疸を生じます 。ビタミンK3は遺伝的にグルコース-6-リン酸脱水素酵素を欠損した患者で溶血を引き起こします。重篤な肝疾患の患者にビタミンK3を与えると、肝機能を抑制します。

 

 

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